確定申告の業務を任せるとしたら、依頼するのは「税理士」「会計事務所」となります。
税理士は、税務の代理をすることができる資格を持っています。
お客様に代わって、各種税金の申告や申請を行うことができるという資格です。
更に、税務署に23年以上勤務した人や公認会計士や弁護士なども、税理士名簿に登録されていることで、資格を持っている「税理士」として業務を行うことができます。
従って、税金の事で困ったらとにかく「税理士」にお願いすればよいということを覚えておいてください。
一方で、無資格の人に代行してもらうという行為は、そこに金銭が発生していなくても罪になってしまいます。友人知人に頼んだとしても税金にまつわる世界では法律違反と見なされてしまうのです。「え?知り合いに手伝ってもらっただけなのに?」と思われるかもしれませんが、違反となってしまうのです。
従って、軽い気持ちで無資格者である誰かに頼んだりしないよう、十分な注意が必要です。
このように、例え無償であっても税理士以外の者が行ってはならない業務を無償独占業務といいます。
税理士の他、司法書士や土地家屋調査士、医師などと、その職業は非常に限られています。