データで紹介「紙のまち」

「紙の町」四国中央

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愛媛県というと、みかん、タオル、五色素麺、伯方の塩・・・などが思い浮かぶでしょうか。
そして四国中央といえば、何といっても「紙のまち」といわれています。
富郷ダムがもたらす豊かな水源を利用したパルプ、紙の製造出荷額は、なんと平成16年以降、14年連続で全国1位ということです。

次のグラフは、平成29年度の市区町村別「パルプ・紙・紙加工品製造業」の製造品出荷額を表したものです。(四国中央市役所HPより)
紙のまちを象徴するように、「愛媛のまつり50選」にも選ばれている「四国中央紙まつり」も毎年夏に開催されています。総勢千人以上の参加者が紙にまつわる様々なイベントを楽しんでいます。

「紙/パルプ」の事業所数

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四国中央には、大王製紙やユニ・チャームといった上場企業をはじめ、多くの企業が沿岸ぞいをにぎわせています。

また、四国中央で「紙/パルプ」を取り扱う事業所数は、愛媛県全体の約8割にも上り、四国中央市が「紙のまち」といわれる所以がうかがわれます。

「紙/パルプ」を取り扱う事業所は、四国中央市だけで266か所も存在します。

グラフで示すように、紙/パルプ業の内訳は、「紙製品製造業」と「パルプ・紙・紙加工品製造業」が大部分を占めています。

※グラフは、平成28年経済センサス‐活動調査 確報集計からデータを抜粋

コピー用紙、ティッシュペーパー、紙おむつ、封筒、障子紙、段ボール箱、煙草巻紙、レシート・・・etc 
身近なものから意外なものまで紙は大活躍しています。
紙製品は、時代の流れに応じて様々な姿形に変化し、これからも私たちの回りのあらゆる場で用いられ、生活を助けてくれるでしょう。
日々当たり前に使用している紙だからこそ、その価値は大きいですね。